店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

部下の叱り方

仕事が遅い。言われた通りに仕事が出来ない。 そんなものならまだ良い方! 仕事をすっぽかす。お客との約束を守らない…。 上司になれば部下を叱らなければならない時は必ずあります。 よくいる上司で「あの人は温厚で良い人だ」などと言われ怒れない上司がい…

売りたい商品はストーリーを語れ!

車の営業、電気屋さんの店員。よく勉強しており、一生懸命商品のスペックを説明してくれる方がおります。 しかし、お客さんの立場に立つと意外とピンとこないもの。 もちろん、商品の特徴、スペック、ランニングコストなどは販売する方なら頭に叩き込んでお…

説得力を上げる(デフユージング・エフェクト)

「赤信号みんなで渡れば怖くない」 昔流行った言葉です。 みんな、つまり大勢で行えば個人の危機感や意識的な負担がやわらぐってことですね。何となく分かります! 心理学では、これを「拡散効果(デフユージング・エフェクト)」あるいは「希釈効果(薄めてし…

商品は長所と短所を説明するべきというのは間違い?!

セールスの話術の研修やそういった類の本に目をやると商品は良い点ばかりを述べないでデメリットも説明することにより成約率が上がると教えられます。 まぁ、デメリットも説明するのは成約率どうこう以前に当然のことではあるんですけどね。しかし、成約率だ…

接客は相手が買う前提で話かるべき!!!

「二者択一効果」というのがあります。 AとBどちらにするか問われると他の選択肢があるにもかかわらずどちらかを選んでしまうという心理学的な接客技術です。 例えば、そろそろ新しいスカートが欲しいなと悩んでいるお客さんに「ピンクのスカートは春っぽく…

イノベーター理論はもう古い? キャズム理論を取り入れる!

一時、マニアには好評だったのに、いつの間にか消えてしまった商品やサービスってありますよね。 それに対して、WindowsやiPhoneのように最初は、一部の人しか使っていなかったものが、今では当たり前にみんなが使っている商品も多くあります。 この差って何…

今後売り上げが伸びる店舗と落ち込む店舗

あなたの会社や店舗が毎年売り上げが前年越えだとすれば、それは素晴らしいことです。 しかし、同じ伸び方でも注意が必要な場合もあります。 このようにA、B、Cと3つの店舗があり、共に10年で売り上げを2000万円にまで伸ばした店舗があるとしましょう。3店舗…

経営に大切な4つの数字

会社の経営はシンプルに考えれば4つの数字で回っています。 客数、客単価、顧客残存期間(1人のお客が一生のうちにもたらす利益)、コストです。 客数や客単価は毎日のように目にして常に意識しているでしょう。 しかし、顧客の残存期間はどうでしょう? 今後…

販売心理学(売りたい方を選ばせる)

こんな経験はないでしょうか? 街中で誰かが一点を見つめているのを見て思わず、自分もそちらの方向を見てしまった。 環境心理学の世界で、これは「行動の同調」といわれるものです。 試しに電車の中や会社で窓の外でもどこでもいいので、じっと一点を見つめ…

できる人材を特別扱いしない!

営業の仕事や店舗にとって売り上げをもってくる優秀な人材は宝です。 その為、どうしても特別扱いしてしまうことも多いでしょう。 多少の失敗は目を瞑る。雑用はやらせない。それどころか、肩でも揉んで差し上げようか?といった気持になったりもしますね。 …

心理学やメンタリズムで使われる「フォース」のビジネス応用

心理学やメンタリズム、またはマジックなどでも使われているらしいのですが、「フォース」というものがあります。 たとえば、「100円玉を右手でも左手でもいいので握ってください」といって握らせます。「私は後ろを向いているのでどっちかの手で握ってくだ…

駅のホームの自販機の売り上げが30%上がった理由

テレビ番組でやっていたのですが、最近、駅のホームに置いてある自動販売機にあることをしたら売り上げが30%も上がったらしいです。 いったい、何をやったのでしょう? 答えは、向きを変えた!!!! 今までの自販機はホームに平行になるように置いてありま…

間違っている人が多い仕事の順序

店長ともなれば、仕事量は半端じゃありませんね。 朝、出社して10分後には、「これ、今日中に終わんねぇだろ!」って日もあるのではないでしょうか? そこで、重要になってくるのが仕事の順序。まず、何から手を付けるかですね。 まず、今日やった仕事の順序…

部下は説明や説得では変わらない・・・。

店舗で働いたことのある方なら、こんな店長を目にしたことがないでしょうか? 誰よりも、早い時間に出社し、誰よりも遅い時間まで仕事をする。そして、誰よりも勉強熱心で、誰よりも正しいことを言う。 完璧な店長ですね。 こんな素晴らしい店長だからこそ、…

ビジネスで使える「ウィンザー効果」

「そういえば、この前、部長があなたの事褒めてたぞ」 そんな事を聞かされたと想像してみてください。 それを聞かされたあなたはなんだか部長に好印象を持ってしまうはずです。 これが「ウィンザー効果」です。 ウィンザー効果とは、間接的に言われる事で相…

やる気のない部下をやる気にさせる

「ピグマリオン効果」というのをご存知でしょうか? アメリカの教育機関が行った面白い実験があります。 小学校にてIQテストを行いました。 しかし、このテスト、実は採点することもない偽テスト・・・。 ですが、その後、学生の担任に「このA君は、IQテスト…

スマホゲームのガチャ。当選率10%だと10回引いて当たる確率は65%???

今や年齢問わず、スマホゲームを1度はやったことがあるという人がほとんどではないでしょうか? スマホゲームといえば、ガチャですね。私もスマホゲームをたまにやりますが、ガチャが引きたいがためにやっているようなところがあります。 最近のスマホゲーム…

諸葛孔明が語るダメな統率者

三国志の諸葛孔明は皆さんご存知ですね。 この諸葛亮はダメな統率者の条件を「将たる道に八弊あり」としてあげています。 8つのダメな統率者の条件です。 1.貧欲で私腹を肥やす 2.自分より優れている人物を排斥する 3.イエスマンを側に置きたがる 4.自分のこ…

安値販売の危険性

お客さんが来ない・・・。買ってくれない・・・。 そうなった時にまず考えるのが値引き販売ですね。他店よりも1円でも安く売るぞ! しかし、これってお店にとっては、かなり危険な行為であり、なるべくなら避けたい道です。 確かにディスカウントで成功して…

言葉を変えれば従業員が変わる!

テレビ番組だったのか?ネット動画だったのか?どこかの会社の社長がこんな話をしていました。 言葉を変えただけで売り上げが上がった! 従業員のモチベーションが低い・・・。従業員のやる気がない・・・。 まぁ、よく聞く話です。 その会社の社長も売り上…

売り上げを上げるために「客単価」「客数」どっちから手を付ける?

売り上げとはなんでしょう? 「客数」×「客単価」=「売り上げ」 ですね。まぁ、そんなのは知ってるよって話です。 客単価は、いいものをひとつ買ってもらってもいいですし、2点、3点と多くの商品を一度に買ってもらっても単価は上がります。 客数は、新規顧…

孫子の兵法に学ぶ「勝算がなければ戦わず」

孫子の兵法の中の「諜攻編」、「勝算がなければ戦わず」には、経営においても参考になる重要なことが書かれています。 「敵の包囲する戦いには10倍の兵力をもって行う」 「5倍の兵なら敵を攻撃しても勝てる」 「こちらの兵力が敵の2倍なら、相手の兵力を2つ…

量が増えると効果は減る!

マクロ経済学で「限界効用逓減(ていげん)の法則」というのがあります。 どんなに好きな食べ物でも食べ過ぎると飽きてきますね。 量が増えると1単位あたりの効用は減っていくという法則です。 最初は、満足していたものでも量が増えると満足度は減っていっ…

部下を上手に動かすためには

部下が思ったように働いてくれない・・・。ある程度の役職についてくると誰もが頭を悩ませる問題かと思います。 でも、それって自分の伝え方が悪いだけかも・・・。 「TED Conference」でのプレゼンで有名なマーケティングコンサルタントのサイモン・シネッ…

経営には「7」という数字がポイント(マジックナンバー7)

アメリカの認知心理学者であるジョージ・ミラーという人の発表によると「人間が短期間で記憶できる容量は7個前後」ということです。(マジックナンバー7と呼ばれています) たとえば、水槽に魚を泳がせて、パッと見て何匹いるのか一瞬で判断できる数は7匹前…

競合店に勝つためには

いかにして競合店に勝つか!頭を悩まされる問題です。 そこで有名なビジネスの法則で「ランチェスターの法則」というものがあります。 第一次世界大戦時にイギリスの航空工学の先生でランチェスターという方が提唱した戦闘の理論です。まぁ、武器の数とか軍…