経営には「7」という数字がポイント(マジックナンバー7)
アメリカの認知心理学者であるジョージ・ミラーという人の発表によると「人間が短期間で記憶できる容量は7個前後」ということです。(マジックナンバー7と呼ばれています)
たとえば、水槽に魚を泳がせて、パッと見て何匹いるのか一瞬で判断できる数は7匹前後まで。それ以上の魚を水槽に入れると何匹いるのかは把握するのが難しいということです。
1人の上司が直接管理できるのは多くて7人までといわれています。「スパン・オブ・コントロール」っていわれてますね。
これ以上の人数、たとえば30人を管理するなら自分の下に5人。その5人に5人づつの管理を命じれば、自分も5人を管理すればいいわけですし、その5人も5人のメンバーを管理すればいいわけです。
これは、商品陳列でも応用できます。
7とか70とか700とかひと目で判断できにくい数字の商品が陳列していると人は商品が沢山あると認識するそうです。
冷蔵庫など大きくて家庭に1つあればいいものは70アイテム。眼鏡やピアスのように小さくて1人で何個も持っているものは700アイテムくらいあると人は商品が沢山あると認識するようです。
「この商品で勝負するぞ!」
というものは、この7という数字を意識して商品仕入れをしてみるのもいいですね。