部下を上手に動かすためには
部下が思ったように働いてくれない・・・。ある程度の役職についてくると誰もが頭を悩ませる問題かと思います。
でも、それって自分の伝え方が悪いだけかも・・・。
「TED Conference」でのプレゼンで有名なマーケティングコンサルタントのサイモン・シネックは「何をするか」を説明するより、まず「WHY」(なぜそうするのか)を説明するほうが人の心は動かされやすいと言っています。
「WHY(なぜそうするのか)?」から始め「HOW(それをどうやるのか)?」そして「What(何をするのか)?」の順で説明するのがベストだということです。
「なぜ」を示した時に人の心は動くのです。「何を」ではないわけです。
サイモン・シネックは、これをゴールデンサイクルと名付けています。
「君!これやっといて!」
では、ダメってことですね。まずは、行動する理由を理解してもらうために「WHY(なぜ)」を噛み砕いて相手に伝え、その後、どうやって、何をするのかを伝えなければ相手に心は動かないというわけです。
これは、お客さん相手にも言えることかもしれません。
なかなか慣れないと難しいですけどね。アップルやキング牧師など成功している人物や企業はこれが出来ているというのですから、身につければ大きな武器になるでしょう。
「これやっといて」と頼んで、後で確認したら「うわぁ、やっつけ仕事じゃん」または、「やれといったのにやってない!」というのは、自分が「なぜ」を十分に説明できていないのかもしれません。
しっかり、「なぜ」の部分を相手に伝え、その後、行動に移してもらうことを心掛けることが大切ってことですね。