店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

営業職がなくなる日

以前から将来的にはAIやロボットに多くの業種が置き換えられ人間の仕事は無くなっていくといわれてきました。10年か?20年か?と言われてきましたが、それがコロナにより一層自動化のへとシフトしていくスピードが加速していっています。

 

スーパーなどのレジでは、すでにセルフレジが進み、ガソリンスタンドでもセルフが当り前。

 

さらに業績が悪化していき、人々がより良いサービスよりも非接触を求め、それに慣れていってしまえば、コストカットの面からも接客業や営業職はどんどん縮小されていくはずです。

 

外食産業でも自動会計システムや自動案内によりそれらの人員は削減され、実店舗での案内も自動化がスピードアップしていくでしょう。

 

営業職も例外ではありません。保険などはすでにネットで比較する時代。企業への訪問営業もコロナを機に見直されるかもしれませんし、家庭への訪問営業も門前払いとよい成果が見込めなくなるかもしれません。

 

そんな中、三菱UFJフィナンシャル・グループでは大きな動きがありました。

 

営業人材1000人を富裕層向けビジネスに移管するという発表です。

 

これは、営業職のひとつの答えかもしれません。足で稼ぐ時代からターゲットをお金を払ってでも良いサービスを好む人に絞り、細かなサービスを行っていく。無駄な営業をなくし、その時間を絞ったターゲット層に注力していく。

 

ある程度のサービスはAIやコンピューター、ロボットに任せて、より良いサービスを好む客層にのみ人間がサービスを行っていく。遠い未来のお話ではなく、コロナにより、かなり近い将来の見通しとなっていきそうです。

 

 

プラス1%の努力が仕事では重要

コロナで大変な時期ではありますがそんな中でも新入社員は着実に成長していっております。

 

そんな彼らの姿を見ていると自分の若かれし頃も思い出すもの。

 

昔、先輩に110%も120%も努力する必要はないから今の1%だけ努力しなさいと言われた事を思い出します。

 

例えば、報告書を提出する際には、ただ数字と形式的な書類を机の上に置いておくだけではなく付箋で「先日は夕飯ご馳走さまでした」とかなんか書いとく!お客様に対してもプラス1%なにか出来ることはないか常に考えろと言われてきました。

 

社会の大きな変化に自身も会社も大きな行動や変革を求められがちですが、あるいは1%の努力の積み重ねが今こそ大切なのかも知れません。

手書きPOPで売り上げ10%アップ

雑貨屋さんやドラッグストアで良く見かける手書きPOP。

 

綺麗に書こうと思うとなかなか技術が必要で取り入れていない店舗も多いようですが実はこの手書きPOPは大きな販促効果を持っています。

 

まず、書き方ですが初めにインパクトのある感想を書きます!例えばボールペンだったら...。

 

「こんな商品を待っていた!手が全然疲れない!」

 

なるべく太文字でインパクトを持たせて目を惹く言葉と絵で興味を抱かせます。

 

その後は、そのインパクトのあるキャッチフレーズの理由や内容を書きます。

 

「新開発のゴムグリップにより余計な力が不要なんです。ぜひお試しください」

 

そして最後に商品名と価格です。

 

「◯◯ボールペン 180円!」

 

あなたが160円のボールペンを手に取った時にこの手書きPOPが目に入ったら恐らく、こっちの商品にも興味が湧くでしょう。

 

つまり、手書きPOPはよく売れている商品よりも10%程度高いもの、あるいはプライベートブランドなどに付けることによって大きな販促効果を生み出します。

 

単価アップや利益率の改善に役立つツールなんです。

 

また、手書きPOPを書くという事はそれなり商品の勉強もしなければなりませんから店員の知識向上にも繋がります。

 

もし書く時間がないというのであれば、別の店舗の物をメールなどで送ってもらい共有しながら手書きPOPを増やしていくと言った店舗もあります。

 

売り上げ、利益の向上に大きな力を持つ手書きPOP。ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

アイデアを売り込むコツ

「これはいける!」と思いつき、鼻息荒く上司に説明したが何気ない返答。もしくは、意味の分からない理論で不採用。そんな事はありませんか?

 

実は、自分のアイデアを売り込むのにはコツがあります。

 

これはアイデアを上司に説明する時以外にも営業でお客様に商品を売り込む時にも有効なので頭の中に入れておきましょう。

 

まず、初めに「この企画は行けます!なぜなら…。」と最初から目を輝かせて説明するのはあまり良くありません。人は何故か自信たっぷりの人の説明を聞くと粗を探したくなるものです。そして「でも」「しかし」「この部分は」「正確な数字を」と自分がいかにも出来る上司だと言わんばかりに責め立ててくる方が非常に多いのです。

 

相手にアイデアを説明する際は、肩の力を抜いて核心部分には触れず小出しにしてきます。

 

そして、頃合いを見計らって、ポツリとアイデアを伝えます。詳しい説明はせずさりげなくです。

 

相手が、そのアイデアを聞き自分で予感が閃いたように持っていくとベストです。

 

営業でも同じです。「お得です」「安いです」と必死に説明すればするほど相手は疑いを向けてきます。コツは上司を説得するのと同様に相手に自分で閃いたと感じさせる事が大切です。

 

熱意はあるに越した事はありませんが、時には邪魔になることもあるので上手くコントロール出来るように心掛けましょう。

ビジネスマンなら年賀状を書こう

最近では年賀状を書かなくなったという方も多いのではないでしょうか?

 

スマホのLINE なんかでも新年の挨拶は出来ますし、友人や同僚は個人的にはそれでいいと思います。

 

しかし、LINEでは味気ない場合もありますよね。

 

例えば、あなたがビジネスマンだったとしたらお世話になっているお客様。

 

会社で年賀状はお客様に送るからと言って出さない方も多いのでしょうが、その場合でも直筆でご挨拶を添えましょう。

 

会社が年賀状を出さないというのであれば、会社の名前と自身の名前を書いてお客様に新年のご挨拶をしましょう。

 

現在、どこの家庭でも年賀状が届くのはそれほど多くありません。だからこそ紙の年賀状には価値があるのです。

 

しかも、直筆でお客様とお話した内容。お買い求めいただいた商品の事などを添えておけば覚えていてくれたと相手も嬉しい気持ちになるはずです。

 

特に年配の方には喜ばれ、わざわざ電話をいただけるケースも少なくないのです。

 

ただし、個人で送る場合にも会社の名前は入れておきましょう。個人名ですと誰だか相手に伝わらない場合もありますし年賀状のお返しが来てしまう場合もあります。

 

心のこもった善意ある年賀状はクーポンDMなどと言ったいっときの集客の何倍もの効果と仕事以外の関係性も育まれる場合があります。

セブンイレブンのセブンプレミアムはなぜ売れるのか?

セブンプレミアムというセブンイレブンプライベートブランドは2007年から導入されています。

 

2008年の売上高はおよそ2000億円。しかし、これが2019年には1兆4000億円以上にも膨らみます。

 

セブンプレミアム以前にもダイエーのセービングやイオンのトップバリューなどがありました。これらは品質をナショナルブランドの商品とほぼ変わらず価格を抑えた商品。消費者としては価格が安くて品質が変わらないならプライベートブランドの商品でいいと感じる訳です。

 

販売側としてはプライベートブランドは価格競争に巻き込まれることも少なく、同等の品質で低価格なプライベートブランドの置いてあるお店に来てくれるので集客も見込めるのでメリットは大きいのですね。

 

しかし、2010年にセブンイレブンセブンプレミアムゴールドを発表します。

 

これがライバルとするのは、同等の商品のナショナルブランドではなく専門店の味。

 

同じ棚に並ぶナショナルブランドより同等品質で価格が安いプライベートブランドという従来の路線から変更し、価格はナショナルブランドよりも少し高いが専門店がライバルとしたのです。

 

価格というプレミアムブランドの魅力から美味しさの追求にシフトしたのです。

 

これが自分へのご褒美や手作りする時間がないご家庭などから大きな指示を得たのですね。

 

近年、オリジナルブランドが増えていると感じますが、ヨーロッパではオリジナルブランド比率は3〜4割と言われているので日本でもオリジナルブランドが更に広がっていくと思われます。

 

また、製造業と違い海外進出が難しいと言われる食品メーカーは国内での売り上げを伸ばすのに固執する傾向がが強く食品は特にさらならプライベートブランド戦争が広がりをみせるのではないでしょうか。

サラリーマンのあなたが1時間で稼ぐべき金額

よく会社員は給料の3〜4倍の働きをしてもらわないと見合わないなんて言いますね。

 

社会保障費なんかで社員を雇っていると給料以外にも会社はお金を払わなければなりませんからね。

 

給料の4倍のとして月収20万円だとすると80万円。働いている日数が20日として1日40000円の利益を生みださなければいけない訳です。

 

働いている時間が8時間として1時間で5000円の利益を意味出す必要があります。実際にはボーナスなど出ていたらもっと働かなければ会社は割に合いません。

 

例えば会議を開こうとあなたが思い立ったとします。会議の時間は2時間。5人が参加する予定。この場合、一人頭5000円の利益を生み出す必要のある人を5人集めているので25000円。これを2時間ですから5万円の利益を生み出す会議にしなければなりません。

 

部下にこれやっといて!と伝えて1時間かかる作業だとすると5000円の価値がある作業でなければなりません。

 

まぁ、一概には言えませんけどね。誰かを動かす!自分が動く時にも経費が掛かっている事を意識するようにすると効率が上がります。