店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

接客での効率のいい時間のかけ方

店頭販売では、接客がもっとも重要な仕事です。 ですから、他の仕事を後回しにしてでもお客様が来店されたら接客を最優先にし、そこに時間をかけるべきですね。 しかし、繁忙期などで販売員よりもお客様の数が多くなってしまった場合。この場合は、接客にも…

得意なことで「勝つ」ことを教えよう!

誰にでも長所と短所はあるものです。 仕事においても同じですね。事務系が得意な人。販売が得意な人。人に教えるのが得意な人。いろいろな人がいます。誰にでも得意、不得意はあるものです。 しかし、多くの人が不得意、自分の弱い部分を直そうとがんばって…

仕事は「並列処理」より「随時処理」の方がいいが例外もある

一般的に仕事は「並列処理」よりも「随時処理」の方がいいとされています。 あれこれ手を付けるより、1つ1つ仕事をきっちりこなしていった方が効率がいいというわけです。 しかし、例外もあります。 接客業などです。接客業では、接客、つまりお客様の対応が…

「モノ」から「コト」へ 「モノ」から「情報」へ

最近よく耳にするのではないでしょうか?「モノ」から「コト」へ! 成熟市場における事業開発の重要なキーワードといわれているのが、この「モノ」から「コト」へ!です。 モノを売るだけでは、もはや儲からない!これからは、「体験(コト)」という付加価…

80%の働かない人間と20%のできる人材。その20%を増やすには!?

いわゆるパレートの法則で売り上げの8割は2割の従業員が生み出しているといわれています。 この2割の人たちのことを「ハイパフォーマー」といっていた時代もあります。最近はあまり耳にしませんけどね。 では、このハイパフォーマーの人たちを増やすことは出…

売りたい商品は他と違った陳列方法をとる!「レストルフ効果」

「レストルフ効果」 ドイツの心理学者フォン・レストリルフが提唱した人の記憶に関する研究では無意味な数字や文字、色などを組み合わせて記憶の実験をしたところ、その材料の中に異質な項目があると、その項目の再生率が上がるという結果が出ています。 こ…

商品のアイテム数は多くすればいいってもんでもない!

人間の選択の心理を20年以上研究しているコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授が選択肢の数と購買の関係の実験を行っています。 実験の内容は簡単で店頭に24種類のジャムを並べた場合と6種類のジャムを置いた場合、どちらが売り上げが…

客の衝動買いを誘発させる極意!

買うという行為には、もともと目的があって買う買い物と買う気は無かったけど買ってしまったといういわゆる衝動買いとがあります。 この「衝動買い」実は買い物の70%を占めるとさえ言われており、販売する側には非常に重要です。 目的がある買い物は高価な物…

売り上げアップに効果的!陳列の「いろは」

お店によって陳列方法はいろいろあります。コンビニのようにお菓子はお菓子。お弁当はお弁当といったようにカテゴリーでしっかり分かれている店舗。ドン・キホーテのようにあえてゴチャゴチャのように陳列している店舗。 これらには、実は意味がちゃんとあり…

「ラーキンの法則」で仕事の効率を劇的にアップする!

時間管理についてアメリカの研究者ラーキンは価値や時間について「20対80」の法則を唱えています。 「価値の80パーセントは、全体の20パーセントから生まれ、残りの20パーセントの価値は、全体の80パーセントから生まれる」 つまり、重要な仕事は仕事全体の2…

なぜスーパーの卵売り場は分かりづらい場所にあるのか?

スーパーに卵を買いに行ったのにある場所がわからない。そんな経験はないでしょうか? 実は、コレ、スーパー側の戦略なんです。 卵って来店したお客さんが買う率が高いですよね。お客さんが来て、卵売り場どこだろう?って探します。なかなか見つからないの…

売りたい商品には比較出来るものを用意する

「今度の週末にこの商品を10台売るぞー」 気合の入ったキャンペーンだったのに蓋を開けたら大ゴケ!ぜんぜん売れない! そんな経験したことのある人は多いのではないでしょうか? 例えばAという商品。通常10万円のところ週末限りで8万円!めっちゃ安い!!!…

富士フィルムの戦略

ちょっと古い話になりますが、カメラがまだデジタルカメラではなくフィルムカメラの時代。写真フィルムにおいて、富士フィルムは圧倒的なシェアを占めていました。 それなのに、ビデオテープやオーディオテープでは苦戦していました。 まぁ、ビデオテープに…

価格の弾力性と需要の関係

店頭に並んでいる商品を値下げすると一般にその商品の売り上げ(需要)は高まります。セールなどで価格が下げられると売れ行きが大幅にUPするのはわかりますね。 価格を上下させたとき、その製品の需要量がどれだけ左右されるかを判断するために利用されるの…

客単価を上げる•クロスセルの極意とは?

ご一緒にポテトはいかがですか? 有名なクロスセルです。 客単価を上げるのには3つの方法があります。 ①値上げする ②上位単価の物(選ぼうとしているものをより単価の高い物をお得感を出してすすめる。あと40円でポテトのLサイズに変更出来ますみたいな) ③…

競合企業の強みを弱みに変える

競合戦略の基本は弱みをつくことです。しかしながら、相手が自分の会社よりもブランド力、資金力に優るような場合は、そうそう簡単に弱みを見つけることはできません。 そこで、発想の転換が必要になります。 競合企業の強みを弱みに変える方法を考えるので…

マクドナルドの低価格戦略は、なぜ失敗したのか?

日本マクドナルドの低価格戦略は1994年に実施された「バリューセット」の導入から始まりました。 ハンバーガーとポテト、ドリンクをセットにして安く販売するもので価格は400円前後。これにより、マクドナルドの客数は2.6%増えます。しかし、客単価は4.2%…

ディズニーランドは、なぜスゴイのか!

1983年4月にオープンした東京ディズニーランド。夢の国と称されるように卓越した顧客満足を生み出すディズニーランドのマーケティングは、同業のみならず、多くのサービス業にとってベンチマーキング的な存在となっています。 東京ディズニーランドの成功の…

初心者が安物を買ってしまう理由

消費者は、様々な情報(広告や口コミなど)を取得し、それらの情報と長期記憶の中に蓄えていた過去の購買経験などを統合させ購買行動を起こします。 そして、その購買行動は再び長期記憶の中に蓄えられていくわけです。 一般的に、知識が豊富なマニアや経験…