店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

売りたい商品はストーリーを語れ!

車の営業、電気屋さんの店員。よく勉強しており、一生懸命商品のスペックを説明してくれる方がおります。

 

しかし、お客さんの立場に立つと意外とピンとこないもの。

 

もちろん、商品の特徴、スペック、ランニングコストなどは販売する方なら頭に叩き込んでおくべきですが、もう一つ重要なものが「ストーリー」です。

 

その商品が出来上がるまでのストーリー

 

食品などでは最近よく聞きますよね。肥料からこだわってつくった芋です!一株に1個でつくり上げた甘いスイカです!みたいに商品が出来上がるまでの過程、つまりストーリーを説明するとそれこそが付加価値となります。

 

どれだけこだわって作っているのか?開発、製造にどれだけ時間をかけているのか?そういったストーリーを口頭で。あるいはPOPなどでしっかり説明するこは非常に重要です。

 

また、ある大学が行ったテストによるとこだわり抜いて作った商品の説明よりも偶然できた商品の説明の方が購入率は上がったという実験結果もあります。

 

Sonyウォークマンは、偶然の産物で有名ですね。

 

名誉会長の井深大が個人で使うために再生だけでもいいから軽くて音楽が聴けるもの作ってくれとテープレコーダー事業部に頼んだことからできた商品です。

 

狙って作った商品ではなく偶然の産物。こういったストーリーがあるものは、お客さんの心を大きくくすぶるようです。

 

メーカーや製造、開発部が必死に作り上げた商品。販売する方もその努力やストーリーをしっかりと購入する方にお伝えしましょう。それにより商品の単価アップが見込めますしね!