今後売り上げが伸びる店舗と落ち込む店舗
あなたの会社や店舗が毎年売り上げが前年越えだとすれば、それは素晴らしいことです。
しかし、同じ伸び方でも注意が必要な場合もあります。
このようにA、B、Cと3つの店舗があり、共に10年で売り上げを2000万円にまで伸ばした店舗があるとしましょう。3店舗共に10年経った今では同じ売り上げ規模のお店です。
では、今後も伸びが期待できる店舗はどの店舗なのか?
Aの店舗は7年経った後のここ3年ほどで急激に数字の伸ばしております。
Bは安定した伸び率です。
Cは3年目までは急激に数字を伸ばしたものの、その後は微増。
この場合、今後の成長がもっとも期待できるのは、いうまでもなくAの店舗です。
何らかの要因により急激に数字を伸ばしており、今後も十分な期待ができます。
反対にCの店舗は、このままいくと手を打たねば売り上げが横ばい、さらにはマイナスに転じる可能性もあります。
このように現時点でのピンポイントの売り上げだけをみるのと売り上げが増えた減ったを中長期的に見るのとでは随分と変わってきます。また、売り上げが増えた要因、減った要因などもみえてくる場合があります。
短期間での売り上げの増えた減ったで一喜一憂するよりも長い期間に目を向け、なぜ現時点の売り上げがこうなのか?今後、どうなると予想できるのかを見極めることも重要ですね。