やる気のない部下をやる気にさせる
「ピグマリオン効果」というのをご存知でしょうか?
小学校にてIQテストを行いました。
しかし、このテスト、実は採点することもない偽テスト・・・。
ですが、その後、学生の担任に「このA君は、IQテストの結果が非常に良かった。この子は成績が間違いなく伸びますよ」って伝えます。
すると、先生は、そのA君に期待を寄せ一生懸命に勉強を教えるんですね。A君も期待されているのが伝わってくるので必死に勉強します。
すると、本当に成績が上がったというものです。
実力がどうであれ、その人は期待をされれば、今まで以上の成績を出すってことですね。
その人の長所を見つけて、その長所に対して徹底的に期待する言葉を意識してかけてあげることが大切なんですね。
「君は、プレゼンテーションがうまいなぁ。」
「君は、計算が早くて正確だねぇ。」
「君は、営業力がずば抜けてるな」
そして、現在、他人よりも劣っているところがあれば、その改善も期待し、言葉にしてあげましょう。
「君は、プレゼンテーションがうまいなぁ。あとはスピード感がつけば完璧だな。」
そうすれば、「俺は、プレゼンやっぱりうまいのか。あとは、迅速にプレゼンでの企画を実行すれば、次はもっと上の仕事を任せてもらえるな」とやる気を出してくれます。
あの部下はやる気がなくて困るなぁという部下がいるのであれば、ぜひ「期待の言葉」を掛けてあげてみてください。