接客は相手が買う前提で話かるべき!!!
「二者択一効果」というのがあります。
AとBどちらにするか問われると他の選択肢があるにもかかわらずどちらかを選んでしまうという心理学的な接客技術です。
例えば、そろそろ新しいスカートが欲しいなと悩んでいるお客さんに「ピンクのスカートは春っぽくて可愛いですけど、となりの花柄も人気ですよ。どちらが好みですか?」と聞きます。買いますか?買いませんか?ではなく好みを聞くわけです。
本来なら買うか?買わないか?ピンクか?他の色か?と多くの選択肢があるにもかかわらず、「ピンクか、花柄か」2者択一の選択肢に絞り込むわけです。
心理学的には、多くの選択肢があるにもかかわらず、選択肢をどちらにするかに絞られたお陰でどちらかを選ばなければならないという錯覚が起こります。
まぁ、これはひとつのテクニックであり、これだけで100パーセント買ってくれるわけではないですけどね。価格なども当然関わってくる訳ですがプライドの高いお客さんや価格の比較的安価な商品、購入意識の高い方には効果的です。ひとつの心理学的なテクニックとして頭に入れておきましょう。