できる人材を特別扱いしない!
営業の仕事や店舗にとって売り上げをもってくる優秀な人材は宝です。
その為、どうしても特別扱いしてしまうことも多いでしょう。
多少の失敗は目を瞑る。雑用はやらせない。それどころか、肩でも揉んで差し上げようか?といった気持になったりもしますね。
その優秀な人材のおかげで全体的なレベルアップにつながっているのであれば、それもいいでしょう。しかし、多くの場合、優秀な人材は傲慢になることもあり、それによってチームワークが乱れ悪い方向に動いていってしまうこともあります。
1人の優秀な人間を重宝するよりも多数の平均的な能力を高めていった方が結果的にはよい成果を得ることが多いのです。
たとえば、優秀な人材が転勤になってしまった場合など一時は売り上げが落ちたという状態になってもやがて残された人間同士が切磋琢磨し、逆に今までよりも売り上げが上がることもあります。
優秀な人材の機嫌を損ねると困ると特別扱いしてしまうと他のメンバーの反感をかったり、やる気をそぐような場合もありますので店長としては、全体的なベースアップをあくまで基本として考えておくべきです。
ただし、優秀な人が人望も厚く人間的にも信頼できる人物であるのであれば、企業にとっても彼自身にとっても良い方向に向かうよう上司として手助けすることも大切です。