ポイントカードの効果を上げる方法
そもそもポイントカードとは何の為にあるのでしょうか?
本来の目的は来店頻度の向上、もしくは他店に行かせない為の戦略です。
しかし、ポイントカードがそういった意味を持っていないケースが多いのも現状です。
例えば、10回来店して初めて値引きのサービスを受けられるもの。平均単価2000円のお店で30000円分購入して500円のサービス券など。
これらは、ちょっとゴールまでの距離が長すぎると思われます。
正直、10回来店してくれる客はポイントカード以外の魅力を店舗に感じておりカードがあっても無くても来店してくれる人ばかりの可能性があります。
すでに固定化している客にサービスをしているのは悪くはないのですが、本来の目的からは外れてしまっています。
あくまで新規のお客さんがポイントカードを渡すことによって2度目の来店をしてもらえるとというのが理想です。
その為には、まずゴールが近い3度目の来店で最初のサービスを行う事が重要と考えます。
3度来店してもらえれば、そのお客さんは固定化する可能性がグンと上がります。
家電量販店のような商品によって10パーセント、15パーセントというポイントカードでは別ですがスタンプ方式のようなポイントカードであれば、新規顧客の固定化を意識したポイントカードが理想です。