アパレルでよく使われる段々割引とは
かつてのアパレルでは、割引せずにずっと定価のまま販売をして一気にセールで値引きという方法で販売をしてきました。
今でもアパレルでは、そのような手法を続けている店舗もありますが、多くのアパレル業界では「段々割引」が一般的になってきています。
段々割引とは、その名の通り段々と割引していく方法です。
「オートマティカルマークダウン」なんて言ったりもしますね。
一定期間で消化率が規定の数字よりも悪い商品は段々と割引していきます。最初は20%、それでも残るようなら30、40%と割引率を上げていきます。
ブックオフもこの手法を使っていますね。
50円で買い取った本を最初は250円。売れなければ200円と徐々に価格を下げていきます。原価を割るまでは下げませんがなるべく高く売りたいが回転率も上げなけれなならないと言った場合には最適です。
売れない、魅力のない商品がいつまでも売り場にあって回転率が下がるようならば、段々割引を取り入れ、魅力的な商品を常に並べておく方が結果的には収益が残ります。