集客のアイデアに困ったら?4つの方法から探し出す!
一般的な集客アップを狙う企画というと以下の4つが効果的と言われています。
⑴来店すれば得をする企画(来店記念品など)
⑵購入したら得をする(割引など)
⑶次回の来店を促す(クーポン、ポイントなど)
⑷買えば買うほど得をする(2点目割引など)
お店にとって最もメリットが得やすいのは⑶と⑷を合わせた企画です。
2点で5%ポイントアップ、3点で10%ポイントアップといった具合ですと次回の来店も促し、イベント時の売り上げも上げることが出来ます。
ちなみに衣料品や冷凍食品で一律10%引きといったセールを目にしますが、これよりも単品で割り引いた方が集客、売り上げ共にアップする事が多いです。
また、一律値引きですと本来値引きせずとも売れる商品までも値引きすることになるので利益も下がってしまいます。
食品などでは特に単価が低いので集客を上げる企画を考えます。集客さえ上がれば、単価の低い分、売り上げ点数も上がる傾向が多く売り上げアップとなります。
商品販売の流行は「ミニ化」
最近、コンビニでは小さなお弁当が売っています。
お客さんへのサービスというと大盛り、大きく、沢山というイメージがありますが小さくして成功しているケースもあります。
お土産の「ちんすこう」など箱で買うと1000円以上しますが、最近ではバラ売り100円とかで販売もしています。
確かにせっかく沖縄に来たからと自分用に今、食べたい!だけど1000円は払いたくないという気持ちはわかります。そこを上手くついた訳です。
かつては300円で超大盛り弁当など流行りましたが今はどちらかというと品質を維持して小さく安くという方が女性受けもいいようです。
セット販売が当たり前の商品をバラバラにして売ってみる。今よりも小さく安くしてみるといると驚く発見があるかもしれません!
売り上げを確実に簡単に達成する方法!
売り上げを上げるために四苦八苦している店長も多い事かと思います
知恵を絞り、汗水流してもうまくいかないという事もあるでしょう。
そんな時には是非実践していただきたい事があります。
非常に簡単でシンプルな方法でありながら、かなりの確率で予算達成が見込めるおすすめの方法です。
その方法とは...。
前年の数字を誤魔化すというと方法!
そんな事をしたら大変なことになると思われたかと思いますが、そうではありません。
スタッフに対して前年の売り上げを誤魔化すだけです。
例えば、予算が前年の120%だったとします。おおよそ本社からの予算は前年を上回る数字で来ることが多いはずです。
これは厳しいと感じたとしても、前年の数字を予算の数字に書き換えてしまい「せめて前年はやりきりましょう!」とスタッフに言い聞かせると不思議と予算を達成してしまいます。
スタッフとしては、去年やったことなら出来ると思い込んでいる結果です。
多くの人が仕事をする時、無意識に自分の限界を設けています。本当はもっと出来るのに自身に言い訳をして「無理だ。これで十分だ。」と決めつけているのです。
この限界を書き換えてあげればいいわけです。
多くの方は前年と予算を意識します。前年に対しては言い訳が難しい数字です。実際に自分達で出した現実の数字ですからね。しかし、予算に関しては自分に言い訳が出来てしまいます。上司、本社が決めた予想、希望の数字だと。
予算を数字に書き換えるだけで多く場合目標を達成することが出来ます。
売り上げのみならず、高単価商品の販売などでも前年を越えようと声がけし、こっそりその前年を予算に書き換えて見ましょう!
驚くほど簡単に目標達成出来るかもしれません!
売れる店長は天気だけじゃなく気温まで見ている
知り合いの店長で気温によってエントランスにある商品を変えるという方がいました。
天気なら分かります!店長なら夜は明日の天気、朝は今日の天気という具合に天気は何度も気にかけます。
しかし、その方は温度まで気にしていました。
私が驚いていると、その店長曰くコンビニなどでは当たり前のようですね。
しかし、コンビニなら分かります。おでんや冷やし中華、アイスなど温度で変わりますからね。
ですが、その店長が言うには実際食品でなくても温度によって売れ行きが変わってくる商品は多くあるとのこと。
確かにドラッグストアではホッカイロや氷など。家電屋さんでは季節商品。洋服屋さんでも変わってくるのでしょう。
売り上げを作れる店長は天気だけでなく、温度にも気をかけているんですね!
売り上げUPー棚落ち作業
スーパーなどで使われる用語で「棚落ち」というものがあります。
これは、売れない商品を棚からはずす作業です。
これはスーパー以外でも店舗であれば必ず行うべき仕事です。
店頭で品出し作業などをしていると売れ筋商品が売れ、売れない商品が残るので売れない商品の面積を増やしてしまうことはないでしょうか!
これでは売れない商品ばかりの棚になってしまい魅力の無い売り場となってしまいます。
そこで一定期間売れない商品は一旦棚から外す訳です。
そうしてまとめて処分価格で販売したり、本来売れるべき商品であれば陳列の場所を工夫したりするわけです。
この棚落ちをする事で「売れない商品」を把握し、売り場の鮮度を保ち、回転率を上げ、魅力ある店舗だとお客さんに感じてもらう訳ですね。
「売れる商品」にばかり目に行きそれをどう展開するか?ばかり目が向いてしまいますが、実は売り上げを上げるためには「売れない商品」にも目を向ける必要があるのです!
決算期に在庫を減らせとはどういう意味があるのか
決算になると在庫を減らせと言われ、発注数が減らされたり、廃盤商品の処分を進めたりしますよね。これって何故なんでしょう?
簡単に言ってしまえば、在庫を多く持っていると税金が多く掛かるんです。
ざっくり説明しますと売れて儲かった商品に税金が掛かるのは分かりますね。しかし、まだ売れていない、また当分売れそうにない在庫にも税金は掛かるんです。
なので発注を抑えたり、在庫処分、決算セールを行って在庫を減らす努力をするわけです。
ただし、多くの方が間違いがちなのが何でもかんでも在庫を減らしてしまうケースです。
これによって店舗でよく売れている商品もが欠品している店舗も目にします。
これでは税金は抑えられてもお客さんは離れていってしまいますね。
減らすべき在庫は基本的に処分品です。
今期は売れずに残ってしまっても来期に同じ金額で売れる商品なら税金で大きく損するようなことはありません。問題なのは処分品など利益がどんどん下がっていってしまう商品。
あるいは売れずに倉庫に何年も眠っている商品。
正直、何年も売れずに倉庫で眠っている在庫であれば捨ててしまった方がいい場合もあります。
本来は、決算に慌てて投げ売り在庫処分をすることのないように常に適正在庫を心がけることが1番です。
ポイントカードの効果を上げる方法
そもそもポイントカードとは何の為にあるのでしょうか?
本来の目的は来店頻度の向上、もしくは他店に行かせない為の戦略です。
しかし、ポイントカードがそういった意味を持っていないケースが多いのも現状です。
例えば、10回来店して初めて値引きのサービスを受けられるもの。平均単価2000円のお店で30000円分購入して500円のサービス券など。
これらは、ちょっとゴールまでの距離が長すぎると思われます。
正直、10回来店してくれる客はポイントカード以外の魅力を店舗に感じておりカードがあっても無くても来店してくれる人ばかりの可能性があります。
すでに固定化している客にサービスをしているのは悪くはないのですが、本来の目的からは外れてしまっています。
あくまで新規のお客さんがポイントカードを渡すことによって2度目の来店をしてもらえるとというのが理想です。
その為には、まずゴールが近い3度目の来店で最初のサービスを行う事が重要と考えます。
3度来店してもらえれば、そのお客さんは固定化する可能性がグンと上がります。
家電量販店のような商品によって10パーセント、15パーセントというポイントカードでは別ですがスタンプ方式のようなポイントカードであれば、新規顧客の固定化を意識したポイントカードが理想です。