販売原価をスタッフに教えないのは何故か!
販売原価や利益率をパートやアルバイトはもとより社員にも教えないという店舗があります。
おそらくは値引きの抑制や情報を他社等に漏らしたくないという考えかと思われますが、実際には社員、出来ればパート、アルバイトにも情報共有した方が利益が出やすい場合があります。
また、経費などもざっくりとでも教えることで信頼関係と責任感が生まれ、安易な値引きを抑え、売り上げを上げる方法を考える様になる方が思っているよりもずっと多いのです。
もちろん、こんなに利益取っているんだから、値引きしてもいいだろう!と言った考えの社員も出てきます。
その場合は人件費、固定費、税金などを伝え実際の儲けは、どれほどでもない事を伝えましょう。
同様に決算などでも在庫を減らせと支持するだけでは、機械的に減らそうとするだけで社員の成長はありません。在庫には税金がかかる事。廃盤商品をセールで売らなければならない理由などをしっかり伝え、社員、パートがそれらを知っている店舗と知らない店舗では大きな差が生じます。
本社で教えてはいけないというルールがあるなら別ですがグレーゾーンな場合は思い切って教え、社員の成長を促すのも売り上げ貢献に必ず役立ちます。