店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

新生活需要で売り上げ最大化を目指すには!?

販売業では、業種によって多少異なりますが特別売れる時期というのがあります。

 

年始、バレンタイン、ホワイトデー、新生活、ゴールデンウィーク、夏のボーナス、お盆、ハロウィン、クリスマス(年末)

 

例えば、売れない時期、一日の予算が50万円だったとします。この日の為に必死にがんばって準備して売り上げを予算比120%やったとしても60万円です。

 

売れる時期、一日の予算が100万円の日の為に準備し、予算比120%やれば120万円。

 

つまり、販売業では売れる時期には本気で全力で何をどう売るのかを考え準備し、結果を出さなければならないのです。

 

人間ですから、毎日、毎日、全力で頑張るというのはほぼ不可能。やったとしたら身も心もボロボロです。頑張る時に頑張って、そうでない時期には手を抜くくらいがちょうどいいのです。

 

前年の1日の売り上げが50万円で25万円しか売れなかったとしても、売れる時期で取り返せますが、売れる時期の失敗は売れない時期にどれだけ頑張っても取り返すことはできません。

 

それほど、販売業では売れるシーズンが重要なわけです。

 

現在、1月ですので業種によってはバレンタイン、ホワイトデーがすぐ近くまで来ております。銘店、銘菓、スーパーではもう準備を進めなかればなりません。

 

家電量販店や家具屋さん、引っ越し関係や携帯電話屋さんなどでは新生活がすぐそこです。

 

では、新生活需要ではどのように売り上げを上げていくか?

 

家電量販店や家具屋さんなら一人暮らし用の商品の欠品ロスをなくすように心がけなけらばなりません。売れている時の欠品(チャンスロス)は大きな痛手です。それがないが為にまとめて購入予定であった他の商品もすべて他店で購入されるということもありえます。

 

毎年、コレ欠品するんだよな~

 

なんて、のんきなことは言ってられません。欠品した際の代替品。欠品した商品よりもお客様に代替品の良さを伝えるトークなども準備しておく必要があります。

 

また、単価UPも重要です。去年、よく売れた商品を頭に入れ、それよりも良い商品が売れるよう、売り場、見せ方、POPの工夫も重要です。

 

そして、プラス1品。去年の平均単価を超えられるよう、家電量販店ならテレビにつける録画機といったもの。家具屋さんなら時計にいれる電池や簡単なお掃除用品といった小物でお客さんが気づかないようなものもしっかり提案できるシステムを構築しておくべきでしょう。

 

業種によっては、年間最大の売り上げを作る新生活。ここで失敗すると取り返すのに非常に苦労しますし、逆に大成功をおさめれば、半期の売り上げはもらったも同然という業種も多いでしょう。この時期は、年間を通しても頑張るべき時期です。しっかり、準備を進めましょう!