店長の品格

毎日の営業ご苦労様です!店長として苦悩する毎日ですが、共に苦労している皆さま。また、将来は店長をめざす皆さまといっしょに自分が学んだことを日記に記していきます。

めんどくさい仕事を簡素化して売り上げアップ

店舗にて販売に携わっていれば必ずめんどくさい仕事はあるはずです。

 

例えば、注文を受ける仕事。

 

お店にないものを聞かれて、取り寄せできるかどうかを調べ、注文が受けられるようなら納期を確認しお客様に名前と住所と電話番号を聞く。個人情報は、鍵の掛かった保管庫に入れ、入荷したら電話。留守なら出るまで時間を空けて再び電話・・・。

 

めんどくさいですね。

 

当然、このような作業は誰もが面倒だと思っています。

 

ですから、普通はこうなります。

 

客:「すみません。この商品ないんですか?」

 

店員:「申し訳ございません。在庫を切らしております。」

 

これで終わり・・・。

 

めんどうな仕事であるため、「在庫を切らしておりますが、ご注文もお受けできます。よろしければ納期をお調べいたしますのでこちらにどうぞ」といって椅子に座らせるようなことはしません。なるべく注文は受けたくないんです。

 

しかし、この注文の問い合わせが日に3件あるとすると月に90件。全部、逃しているとすると実に月90人もの顧客を逃している計算になります。

 

つまり、この注文をすべて自店の売り上げにできれば、お客を月に90人増やしたのといっしょです。

 

かといって、ただ従業員に注文を受けろといっても無理です。めんどくさいので・・・。

 

ですから、面倒な仕事は簡素化する必要があります。

 

たとえば、個人情報を入れる鍵付きのBOXをレジ付近に用意するとか、お問い合わせの多い商品はファイル化してすぐに見つけることが出来るようにするとか。入荷後に電話するのが面倒なようなら納期を先に調べておいて、〇〇日に入荷するので取りに来てくださいと伝え。納期が遅れる時のみ電話する。電話がなければ入荷しているので取りに来ちゃってくださいと伝えるなどなど。

 

 

限界まで簡素化し、注文を受けてくれた従業員には「ありがとう」と上司からお礼を言うようにしましょう。それだけで、従業員は注文を笑顔で受けてくれるようになります。

 

店舗では、面倒だからと敬遠し、売り上げを逃していることがかなりあります。思い当たる節があるようならしっかりと簡素化し売り上げUPにつなげていきましょう。