良い人事考課•部下も納得のボーナス査定
人事考課というとボーナスや昇進を決めるだけのものと思っていませんか?
なので人事考課も数字の話だけして終わり…。それでは、店舗や部署の数字も上がることなく、部下の成長も望めません。
では、理想的な人事考課とはどういったものなのか?
①両面思考で考える
人間ですから良い面と悪い面が誰にでもあります。悪い面ばかりに目をやるとその人の良い面を見逃してしまい結果として企業の業績を上げる機会を逃すことにもなります。良い面に注目し、それを活かす方法を考えます。
②組織としての目標と個人目標
まず、組織としての目標を掲げます。その上で個人個人の目標を設定します。個人の目標は、その人の良い面、悪い面を理解し、強みを活かせるような目標にしましょう。事務系が得意な人と営業が得意な人。2人がお互いの長所短所を認め合い役割を分担することで組織としての生産性は向上します。ただし、個人の目標は組織の目標に連動していることが理想です。個々の目標が組織の目標達成につながるものになることがいいでしょう。また、個人目標はある程度数字化でき、達成の度合いが明確に出来る方がいいでしょう。
③目標達成の進捗は常に把握
人によっては個人の目標をすぐに達成してしまう人とそうでない人がいます。常に目標の進捗を把握して目標達成に弊害になっていることはないか?確認して達成のための支援を常に心掛けます。達成出来ないのは、支援が足りないだけかも知れません。
人事考課は、ボーナス査定を決めたり昇進を決めるだけのものではありません。個々の成長を促し、組織としての目標を達成させるための重要な話し合いの場です。
両面思考で考え個々の特性を活かした期待を相手に伝える場だと認識しましょう!