あなたもそうかも!部下の粗探し上司!
部下のアラばかり探して指摘している上司。
嫌ですねー!
しかーし!!!実はこの粗探し上司はかなり多いんです!
特に業績が良くない会社、部署、店舗などで『やる気がある』上司に見られる傾向です。
サッカー観戦でもそうです。日本代表が勝った試合は活躍した選手を褒め称えます。多少のミスした選手もドンマイドンマイです。
ですが負けた試合となるとあの選手がシュートを外してなければ、キーパーがあのシュートを取っていれば…。ミスばかりがクローズアップされます。いいパスを何度も出した選手がいてもさほど褒め称えられることはありません。
新聞やスポーツニュースでも勝てば活躍した選手や監督の手腕を負ければミスや作戦が叩かれます。
ビジネスの世界も全く一緒!業績が良い時には頑張っている社員に目が行きますし業績が悪ければ悪い原因を突き止めようとするもの…。
サッカーの試合でも興味がなければどうでもいいのですが興味がある人ならミスした選手に罵声を浴びせるほど腹立たしいという人もいるでしょう。
人間の心理学上、業績の悪い部署や店舗を責任ある立場で任されたなら、まず良いとことではなく悪いところに目をやってしまいます。
そして、粗探しをして指摘していくわけです。
もう、普通そうなるんですね。別にその上司の性格どうこうではなく、良くしようとすれば普通そうなるんです。
しかし、多くの結果がどうなるか?
部下は、個性を殺し、やる気をなくし言いなりになるか、あるいは反発するか?
短期的には数字が上がることもありますが、長くは続かない場合がほとんどです。
あなたが業績の悪い部署や店舗を任されたなら、まず悪いところではなく良いところを見つけなければなりません。全体の数字は悪くてもいい部門はないか?なぜいいのか?もっと伸ばせるのか?いい社員はいるのか?
そして、そのいいところ、頑張っている社員を大切に伸ばす事から考えましょう。
部下の気になる所、全体の悪いところを指摘していくのは社員とのコミュニケーションが十分に整ってからです。
結果を焦るのであれば、なおのこと悪いところの改善ではなく、いいところを伸ばす方向で考えていくべきでしょう!