部下に高圧的な態度をとる上司は正解か?
言ったことをやらない。時間を守らない。こういった部下がおり、頭を抱えている中間管理職の方は多くいるでしょう。
では、こういった場合に部下に対して高圧的な態度をとることは意味があるのか?
実は効果的です!
心理学的にも実験がされております。賃金交渉にて一方は非常に穏やかな上司の元賃金交渉が行われ、もう一方は高圧的な態度で部下との賃金交渉を進めると穏やかな上司の元、行われた賃金交渉では部下の要求にあった賃金が支払われることになりましたが、高圧的な態度の上司の元、行われた賃金交渉はほぼ上司の言いなりの賃金交渉に終わりました。
これは、相手に高圧的な態度をとられると、とにかくその場から逃げ出したいという心理が働くためだと言われています。
つまり、強引にでも部下に言うことを聞かせるのであれば、声を低くゆっくりと眉間に皺を寄せて言い聞かせれば、相手は言うことを聞くと言うわけです。
ただし、頻発していると相手も慣れてきます。さらには、思わぬところからの攻撃なんて事も考えられますし、相手の成長も、怒るばかりでは見込めません。
高圧的な態度はここぞと言う時には有効ですが、使うタイミングを間違えないよう心がけましょう。